鮎の旬はいつ?産地や特徴、美味しい食べ方を徹底解説

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こんにちは、ノブおです。

今回は鮎をご紹介していこうと思います。

鮎の名前はよく聞くけど実は食べたことが無い!
どんな魚なの?
旬っていつ?
有名な産地はどこなの?

そんなお悩みの方はこの記事を読むことで解決できます!
ゆっくりご覧になっていってくださいね。

鮎とはどんな魚?

特徴

鮎は、キュウリウオ目に分類される、川や海などを回遊する魚です。
「清流の女王」とも呼ばれております。
漢字の「鮎」は、中国ではナマズを指し、アユという意味は日本での国訓です。
鮎は繊細で上品な香りと甘みがあり、石についた藻類を食べます。
一年で一生を終えることから「年魚」とも書かれます。
鮎は釣りや料理の素材として人気があります。

鮎の特徴は細長くてシュッとした体型で、背びれが黒く、胸びれの後方に大きな黄色の楕円形斑があります。
体長は30cmに達することもありますが、地域や個体によって異なります。
口は大きく目の下まで裂けますが、唇は柔らかいです。
歯は丸くて櫛のような構造(櫛状歯)をしています。
これは石についた藻類を食べるための適応です。

秋に性成熟すると、全身が橙色と黒の婚姻色になります。
雄の方が黒みが強く、雌は尻びれの前方がやや高くなります。

仔稚魚期に川を下って海で冬を越し、春になると川に戻って夏の間に急速に成長します。
成熟すると秋から冬にかけて川を下って産卵し、一年で一生を終えます。このような回遊を「両側回遊」といいます。

鮎は独特の香りを持っており、香魚とも呼ばれます。
この香りはスイカのような匂いで、水質が良い河川に住む天然物に強く感じられます。

名前の由来

鮎の名前の由来には諸説ありますが、一つの説としては、秋の産卵期に川を下ることから「アユル」(落ちるの意)に由来するというものがあります。
別の説としては、神前に供える食物であったことから「饗(あえ)」に由来するというものがあります。
また、漢字の「鮎」は、神功皇后が肥前国松浦郡の玉島川でアユを釣って戦いの勝敗を占ったとする説や、アユが一定の縄張りを独占する(占める)ところからつけられた字であるという説などがあります。

旬は?

夏が旬の魚で、6月から10月までが漁獲期間です。

鮎は旬の時期によって呼び名や味わいが変わります。
5月下旬頃に獲れるのが稚鮎
6月中旬から7月に獲れるのが若鮎
7月から8月中旬に獲れるのが成魚
8月中旬から10月に獲れるのが子持ち鮎(落ち鮎)です。

鮎の産地

鮎は北海道南部から東アジア一帯に分布し、日本全国の川に生息しているといわれております。

中でも鮎が良く水揚げされる産地としては
【神奈川県】
【茨城県】
【栃木県】
【岐阜県】

などが挙げられます。

これらの都道府県では
相模川(神奈川県)
鬼怒川(茨城県・栃木県)
長良川(岐阜県
)
などの清流で鮎が豊富に獲れます。

相模川・鬼怒川・長良川だけでも国内の鮎漁獲量の約45%を占めているといわれております。

熊本県の球磨川、静岡県狩野川も有名な産地の一つです。

上記に挙げた産地は天然ものですが、滋賀県の琵琶湖のコアユ、愛知県豊川市や豊橋市などで成育される養殖鮎なども有名です。

次項は国内漁獲量の多い3つの河川の紹介をします。

神奈川県 相模川

相模川は神奈川県を流れる一級河川で、全長119.5kmです。

天然遡上鮎の漁場として有名で、6月から10月中旬までの漁期には多くの釣り人で賑わいます。



相模川第一漁業協同組合はへら鮒池や漁場整備などの管理を行っており、公式サイトで釣果情報や料金表などを公開しています。

ルアーを使ったアユ釣り(アユイング)も可能だそうです。

鮎がとれるポイントは、以下のような場所があります↓

  • 小倉・大島地区: 相模川第一漁協管内にある広い釣り場で、瀬、トロ、チャラ瀬などがあります。合流点下の一本瀬や鵜止まりの淵は良型が期待できます。
  • 葉山島地区: 相模川第一漁協管内にある釣り場で、流れが離合集散を繰り返し、変化に富んでいます。エン堤下の大トロや最下流の一本瀬が人気ポイントです。
  • 田名・望地地区: 相模川第一漁協管内にある釣り場で、高田橋上下流の瀬や大トロがあります。一本瀬の瀬肩は数・型ともに狙える一級ポイントです。

茨城県・栃木県 鬼怒川

鬼怒川では、友釣り、ドブ釣り、鮎毛針釣り、鮎蚊針釣りの解禁日は、茨城県境から真岡市砂ヶ原橋までは6月1日、真岡市砂ヶ原橋から佐貫頭首工までは5月28日、佐貫頭首工から日光市高徳発電所堰堤までは7月1日です。


鬼怒川漁協では、令和5年度に約50万匹の鮎を放流しています。
放流ポイントは、石井新鬼怒橋から板戸大橋までの区間に約30カ所あります。

鬼怒川で鮎がとれるポイントは、以下のような場所があります↓

  • 石法寺やな近辺: 鬼怒川の友釣りのメインポイントの最下流にあり、天然遡上の多い年には解禁当初から魚影が濃くなることがあります。
  • 佐貫観光やな: 鬼怒川の中流に位置し、鮎のサイズが大きく、香りも良いと評判です。また、やなの周辺には温泉や宿泊施設もあります。
  • 氏家大橋下流: 鬼怒川の上流にあり、水質が良く、鮎の活性も高いとされています。また、周辺にはキャンプ場やバーベキュー場もあります。

鬼怒川では、友釣りやドブ釣りのほかに、投網や掛け釣り、ルアー釣りなども楽しめます。
ただし、投網や掛け釣りは8月1日から、ルアー釣りは9月1日から解禁となります。
また、網目コマ9mm以下の投網や工事同意書のない工事は禁止されています。

鬼怒川の鮎は水質が良く、香りが高いと評判です。
また、夏場には腹子が豊富で美味しいとされています。塩焼きや甘露煮などで味わうことができます。

岐阜県 長良川

長良川は日本三大清流のひとつで、流域に約86万人の人口を抱えながら、清流が保たれています。
その清流で育つ鮎は、人の生活、水環境、漁業資源が密接に関わる里川全体のシステムとして、2015年に世界農業遺産に認定されました。


長良川の鮎は、清流で育ったことで独特の香りを持っており、「香魚」とも呼ばれます。
この香りは、長良川の水質や水温、鮎が食べる藻類などによって決まります。

長良川の鮎は、サイズが大きく、平均で20cm以上になります。
中でも7月の若鮎は格別に美味しいと評判です。

長良川では、友釣りやドブ釣りのほかに、投網や掛け釣りなども行われています。
また、1300年の歴史を誇る「鵜飼」も鮎漁のひとつで、観光客に人気があります。

長良川で鮎がとれるポイントは、以下のような場所があります↓

  • 鮎の瀬: 長良川中央漁協管内にある広い瀬で、友釣りやドブ釣りなどが楽しめます。橋下流の急瀬やテトラ前の瀬は大型が期待できます。
  • 和合橋下流: 長良川郡上漁協管内にある平瀬で、泳がせで広範囲に攻めると釣果が伸びます。下流の荒瀬やゴリン淵も良型が出るポイントです。
  • 七つ石: 長良川郡上漁協管内にある段々瀬で、国道156号線から見える人気ポイントです。背バリやオモリを使って変化に富んだ流れを探っていくといいです。

食す

調理法

まず、鮎は新鮮なものを選ぶことが大切です。
新鮮な鮎は目が澄んでいて、体色が白銀色に輝いています。
また、尾びれや背びれがピンと立っていて、体に弾力があります。

鮎の美味しい食べ方はいろいろありますが、定番は塩焼きです。
塩をまぶして串打ちし、炭火でじっくり焼きます。
香ばしくてジューシーな塩焼きは、蓼(たで)の葉をすりつぶした蓼酢と一緒に食べるとさらに美味しいです。

他にもムニエルや天ぷら、煮付けや甘露煮など、さまざまな料理方法で楽しめます。

ムニエルはバターとレモン汁でさっぱりと仕上げます。

天ぷらは衣をサクサクに揚げて塩や天つゆで食べます。

煮付けは甘辛く味付けしてご飯と合わせます。

甘露煮は圧力鍋で柔らかく煮込んで甘露を絡めます。

また、鮎飯という料理もあります。
これは米と一緒に塩焼きした鮎を入れて炊く料理で、香ばしくて風味豊かです。

味は?

鮎の味の特徴は繊細で上品な香りと甘みがあります。

藻類を食べて育つため、スイカのような香りがするとも言われます。

頭や内臓などまるごと食べられるのでほろ苦さや旨味も楽しめます。

天然のものと養殖のものがありますが、天然の鮎は遊泳能力が高く、身質がきめ細かくまろやかです。

栄養価

鮎は栄養価が高い魚です。
特にビタミンEやカルシウム、ビタミンB12などが豊富に含まれています。

ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の老化を防いだり、血行を促進したりする効能があります。

カルシウムは骨や歯を丈夫にする効能があります。鮎は骨まで食べられるので、カルシウムの摂取に適しています。

ビタミンB12は造血作用があり、貧血の予防や改善に効果があります。また、神経機能を正常に保つ効能もあります。

他にも鮎にはタンパク質やミネラル、不飽和脂肪酸などが含まれています。

鮎は内臓にも栄養が詰まっているので、塩焼きなどで内臓ごと食べると効果的です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は鮎について深堀してみました。

鮎って高級魚って感じがしてなかなか食べる機会がないようなイメージですよね。
鮎の価格相場は養殖物は大きいサイズで1尾あたり300円~400円、天然物になると800円~1000円と言われています。
う~ん、やっぱり高いですね。
でもそんな値段に相応するくらい人気が高い魚でもあります。

今日紹介した産地の近くを訪れた際には惜しまずぜひ食してみてください‼


このブログではあらゆる食の情報を紹介していきます。
定期的に旬の食材なども紹介しています!
https://nobuo-everyday.com/2023/04/05/gw-sakana/
(↑GWの旬の魚を紹介した記事です!)

次回もまたお楽しみに!!!

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