果物

桃の魅力を味わう!特徴・旬・産地・美味しい食べ方は?

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こんにちわ、ノブおです。

今回は、桃の魅力と旬について詳しく解説していきます。

桃は、その豊かな甘さとみずみずしいジューシーさで多くの人々に愛されています。
そして、瑞々しい果肉と心地よい香りが口いっぱいに広がり、一口食べれば幸せな気持ちになること間違いありません。
また、桃は旬の時期になると、その味わいがさらに一層際立ちます。夏の暑い季節にぴったりの桃は、瑞々しさと甘さが最高潮に達し、贅沢な食べ物として楽しむことができます。

そして、旬の桃を食べることで、その豊かな風味と口当たりを存分に楽しんでいただけることでしょう。

桃の特徴や品種、旬の時期について詳しく解説します。
さらに、桃の保存方法や食べ方のアレンジ、美味しい桃を選ぶコツなどもお伝えします。
絶品の桃を食べるためのヒントや楽しみ方をご紹介することで、皆さんに美味しい桃の世界を広げるお手伝いができれば幸いです。

是非、最高の桃を見つけて、心ゆくまで楽しんでください。桃の魅力と旬を存分に味わい尽くしましょう!

見た目・特徴について

桃はバラ科スモモ属の落葉広葉樹で、果実は球形で縦に割れ目があります。世にいうお尻みたいな形です。

また、果皮は白色や黄色の地色にピンクや赤の色がかかり、皮には産毛みたいな毛、毛茸(もうじ)が生えています。
毛茸は品種によって多少の違いがありますが、一般的には白桃系は毛茸が多く、黄桃系やネクタリン系は毛茸が少ないです。

桃の果肉は水分が多くて柔らかく、白色や黄色、赤色などの色があります。
白桃系は果肉が白色でジューシーで甘みが強く、黄桃系は果肉が黄色で固めで酸味があります。
ネクタリン系は果肉が黄色で歯ごたえがあって甘酸っぱいです。

また、桃の種子は核と呼ばれる硬い殻に包まれています。
そして、核の中にある仁(にん)にはアミグダリンという青酸配糖体が含まれており、食べると中毒を起こす可能性があります。

名前の由来

桃の名前の由来について詳しく教えますね。

桃の名前の由来には、いくつかの説がありますが、確定的なものはありません

それでは、以下に代表的な説を紹介します。

  • 「百(もも)」説
    桃はたくさんの実をつけることから「百(もも)」という漢字を当てられたという説です。
    そして、桃は古くから多産や子孫繁栄の象徴とされていました。
  • 「燃実(もえみ)」説
    桃の実の赤さから「燃実(もえみ)」と呼ばれ、それが転じて桃と呼ばれるようになったという説です。
    桃は赤い色が目立つ果物で、火や陽の力を表すとされていました。
  • 「真実(まみ)」説
    桃は最も知られている果物であることを意味する「真実(まみ)」が語源という説です。
    桃は中国原産で、日本には縄文時代から伝わっており、古くから親しまれていました。
  • 「毛々(もも)」説
    桃は毛が生えていることから「毛々(もも)」という名前になったという説です。
    桃は果皮に毛茸が生えており、その特徴が名前に反映されたと考えられます。

桃は品種がとても多く、その旬の時期にも幅があります。
そして、一般的には、6月から9月頃が桃の旬とされています。
しかし、品種によっては5月頃から始まる極早生種や、9月下旬から10月にかけて収穫される晩生種もあります。

桃の主な産地は、山梨県福島県で、全国の生産量の半分以上を占めています。
そして、そのほかにも長野県や山形県、和歌山県や岡山県などで栽培されています。
しかし、地域によっても旬の時期が異なることがありますので、ご注意ください。

それでは、桃の代表的な品種とその旬の時期を以下に紹介します。

  • 白鳳(はくほう)
    白い果肉と繊細な甘さが特徴の品種です。
    そして、6月中旬から7月上旬が旬です。
  • あかつき
    白鳳と白桃の交配で生まれた品種で、果肉は白くて柔らかく、果皮は赤くて美しいです。
    そして、7月中旬から8月上旬が旬です。
  • 川中島白桃(かわなかじまはくとう)
    長野県で栽培される品種で、果肉は白くてみずみずしく、甘みと酸味のバランスが良いです。
    そして、8月上旬から8月下旬が旬です。
  • 清水白桃(しみずはくとう)
    岡山県で栽培される品種で、果肉は白くてやわらかく、芳香が強いです。
    そして、8月上旬から8月下旬が旬です。
  • 黄金桃(おうごんもも)
    黄色い果肉と強い甘みが特徴の品種です。
    そして、8月中旬から9月上旬が旬です。

産地

まずは、全国の生産量を見ていきましょう。

都道府県生産量 (t)全国シェア (%)
山梨県39,40034.8
福島県24,20021.4
長野県13,20011.7
和歌山県9,9008.7
山形県8,7007.7
2020年生産量TOP5

1位・山梨県
甲府盆地を中心とした水捌けの良い平坦地での、葡萄や桃の栽培が盛んです。

2位・福島県
世界一の管理体制で、安全でおいしい農作物をつくっています。
また、一世帯当たりの桃の年間購入金額・購入量が全国1位です。
そして、桃の名産地であると同時に、有数の消費地でもあります。

3位・長野県
涼しい気候を利用したリンゴ等の果物の栽培、また蕎麦や高原野菜の栽培も盛んです。

4位・和歌山県
和歌山県は果樹王国といわれ、果物の栽培が非常に盛んです。
そして、みかん、うめ、かき、もも等、多種多様な果物が生産されています。

5位・山形県
サクランボやナシ、ブドウ等果樹王国として全国的に有名です。
また、米の稲作が盛んで、コシヒカリやつや姫等のブランド米が生産されています。

1位山梨県と2位福島県について少し深掘りしていきましょう。

山梨県

山梨県の桃の生産量とシェア

山梨県は、国内生産量の約1/3を生産している全国第1位のもも生産県です。

そして、主な生産地は山梨市/甲州市(塩山)/笛吹市(春日居町・一宮町・御坂町・八代町)/南アルプス市(櫛形・白根)などで、収穫期にはもも狩りでおおいに賑わいます。

山梨県の桃の品種と特徴

山梨県内では、たくさんの品種の桃が作られています。
また、品種によって収穫時期が変わりますが、桃の収穫時期は6月中旬~9月中旬までとなります。
そして、観光としての桃狩りは、7月上旬~8月中旬頃が最も多いです。

山梨県の主な『もも』の品種と特徴は以下の通りです。

  • ちよひめ
    収穫時期は6月中旬から下旬に収穫される品種です。
  • 日川白鳳(ひかわはくほう)
    6月下旬から7月中旬ころまで楽しむことができます。
  • 夢桃香(ゆめとうか)
    7月上旬に成熟し、早生種としては大玉です。
  • 夢しずく
    7月上旬から中旬に成熟する品種です。
  • 夢みずき
    旬の時期は7月中旬です。
  • 白鳳(はくほう)
    旬の時期は7月中旬~7月下旬です。
  • 浅間白桃(あさまはくとう)
    旬の時期は7月下旬~8月上旬です。
  • 川中島白桃(かわなかじまはくとう)
    旬の時期は8月上旬~8月中旬です。

山梨県の桃の栽培と管理

山梨県の桃は、果樹に実がつき始めの頃に、良さそうな実だけを選んで残して他を摘み取る「摘果」により、大きくて食味に優れたももが生まれます。
そして、収穫した果実は糖度により厳しく選別されますが、その作業を正確かつスピーディに行うための「光センサー」も1989年に山梨県が全国で初めて開発しました。
また、JAフルーツ山梨管内では、生産者を対象とした管理講習会を開き、営農指導を徹底します。
また、有機物を利用した土づくりを推奨し、陽光がたっぷり当たる樹づくり(剪定)のほか、減農薬栽培にも取り組んでいます。
温室効果ガス削減に向けた国際的な活動「4パーミルイニシアチブ」を実践し、剪定枝の焼却部分を見直すことで、農業分野での地球温暖化の抑制に貢献しています。

山梨で桃を買う

山梨で桃を買うなら日本一の桃の里と言われる笛吹がおすすめです!
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JA直売所が三か所あります!

富士見農産物直売所

一宮フルーツ直売所

御坂直売所

福島県

福島県の桃の生産量とシェア

福島県は、国内生産量の約1/5を生産している全国第2位のもも生産県です。
主な生産地は福島市/伊達市/二本松市/郡山市/白河市などで、収穫期にはもも狩りや直売所でおおいに賑わいます。

福島県の桃の品種と特徴

福島県内では、たくさんの品種の桃が作られています。
そして、品種によって収穫時期が変わりますが、桃の収穫時期は6月下旬~9月下旬までとなります。
そして、観光としての桃狩りは、7月下旬~8月中旬頃が最も多いです。

  • あかつき
    収穫時期は8月上旬~中旬です。
  • 奥あかつき
    収穫時期は8月中旬~下旬です。
  • 暁星(ぎょうせい)
    収穫時期は7月上旬~中旬です。
  • 黄金桃
    収穫時期は8月中旬~9月中旬です。
  • ゆうぞら
    収穫時期は8月下旬~9月中旬です。
  • 黄貴妃(おうきひ)
    収穫時期は8月下旬~9月下旬です。
  • 黄ららのきわみ
    収穫時期は9月中旬~下旬です。
  • 西王母(せいおうぼ)
    収穫時期は9月中旬~下旬です。
  • ふくおとめ
    7月上旬~中旬に収穫される早生種です。

福島県の桃の栽培と管理

福島県の桃は、果樹に実がつき始める頃に、良さそうな実だけを選んで残して他を摘み取る「摘果」により、大きくて食味に優れたももが生まれます。
収穫した果実は糖度や外観により厳しく選別されますが、その作業を正確かつスピーディに行うための「光センサー」も開発されています。
そして、JAふくしま未来では、生産者を対象とした管理講習会を開き、営農指導を徹底します。
また、有機物を利用した土づくりを推奨し、陽光がたっぷり当たる樹づくり(剪定)のほか、減農薬栽培にも取り組んでいます。
雹被害を受けた桃は、見た目は傷ついていますが、味には影響がありません。そのような桃を活用した加工品やスイーツも開発されています。

福島で桃を買う

JAふくしま未来平野共選場

JAふくしま未来 農産物直売所「ここら」
福島市内に5店舗あるとのことですが今回はグーグルマップで一番口コミ数の多かった吾妻店を載せました!

桃の美味しい食べ方

桃は夏の果物として人気がありますが、選び方や切り方、むき方などにもコツがあります。
そして、桃の種類や品種によっても食べごろや味が違いますので、自分の好みに合わせて楽しんでください。

桃の選び方

形と色と香りでチェックしましょう。
形は左右対称でお尻のような窪みがあるものが良く、色は綺麗な桃色や紅色で白い部分が少ないものが甘くておすすめです。
香りは皮がついていてもほのかに感じられるものが新鮮で美味しいです。

桃の保存方法

買ったばかりの桃やまだ硬い桃は常温で保存しましょう。
そして、常温で保存することで追熟して甘みが増します。
食べる数時間前に冷蔵庫で冷やすと果肉が引き締まって皮もむきやすくなります。
また、冷やすときはポリ袋に入れて野菜室に入れると良いです。

桃のむき方

切った後にむく方法と切る前にむく方法があります。
そして、切った後にむく方法は、包丁を種に沿って入れて2つに分け、片方の種を取り除きます。
その後、包丁を上部から引くようにして皮を剥きます。
切る前にむく方法は、湯剥きする方法とナイフで剥く方法があります。
湯剥きする方法は、沸騰したお湯に数秒入れてから氷水に入れると皮が簡単に剥けます。
ナイフで剥く方法は、包丁を固定して桃を回転させながら皮を剥きます。

桃の切り方

一番おすすめなのは縦にくし形に切る方法です。
これは、桃の上部や皮に近い部分ほど甘くて下部や種に近い部分ほど甘みが劣るためです。
縦にくし形に切って上部から食べると最後まで甘さを楽しめます。

桃の栄養価

桃は、炭水化物を100gあたり10.2g含んでいます。
このうち糖質量は8.9gで、食物繊維量は1.3gとなっています。
糖質量は、ぶどう(15.4g)や柿(12.5g)よりも少なく、スイカ(7.6g)やグレープフルーツ(8.1g)とほぼ同じだそうです。

桃はビタミン類やミネラル類をバランスよく含んでいます。
100gあたりの含有量は以下の通りです。

  • ビタミンE:0.7mg
  • ビタミンC:8mg
  • ビタミンB1:0.01mg
  • ビタミンB2:0.01mg
  • ナイアシン:0.6mg
  • ビタミンB6:0.02mg
  • 葉酸:5μg
  • パントテン酸:0.13mg
  • ビオチン:0.3μg
  • カリウム:180mg
  • カルシウム:4mg
  • マグネシウム:7mg
  • リン:18mg
  • 鉄:0.1mg
  • 亜鉛:0.1mg
  • 銅:0.05mg
  • マンガン:0.04mg
  • モリブデン:1μg

特筆すべき栄養価

桃に含まれる特徴的な栄養素としては、ビタミンEカリウムが挙げられます。
この二つの栄養素について詳しく解説します。

  • ビタミンE
    抗酸化作用により、体内の脂質の酸化を防いで体を守る働きがあります。
    この働きから、体内の細胞膜の酸化による老化や、血液中のLDLコレステロールの酸化による動脈硬化など、生活習慣病や老化と関連する疾患を予防することが期待されています。
    ビタミンEは血行を促進する働きもあります。
  • カリウム
    細胞の外液に存在するナトリウムとバランスをとりながら、細胞を正常に保ったり、血圧を調整したりして、常に一定したよい体内の状態(恒常性)を維持するのに役立っています。
    カリウムはナトリウムの排出を促し、高血圧の予防やむくみの改善にも効果があります。

まとめ

このガイドを通じて、桃の魅力と旬の楽しみ方について詳しく解説しました。

桃は、その瑞々しい果肉と甘く芳醇な香りが魅力で、まさに夏の至福の味わいと言えるでしょう。

旬の時期に手に入る新鮮な桃を選ぶ際には、色合いや触り心地、そして香りにも注目してください。
良質な桃は、見た目の美しさと共に、触れる瞬間に広がる芳醇な香りが特徴です。

そんな桃を手にした瞬間、心も一緒に躍ります。

そして、絶品桃を100%楽しむためには、食べ方やアレンジも重要です。

シャキッとした桃の食感を楽しむなら、生でそのまま頬張るのがオススメです。また、桃の甘みを引き立てるために、ヨーグルトやアイスクリームとの相性も抜群です。
さらに、桃を使ったパイやケーキのレシピも、素敵なおもてなしの一品になることでしょう。

桃にはビタミンCや食物繊維が豊富に含まれており、美肌や健康への効果も期待できます。
自然の恵みが凝縮された桃を通じて、心と体のリフレッシュを図ってみませんか?

このガイドが、皆さんが桃の旬を存分に楽しむための一助となれば幸いです。旬の桃を選び、その魅力に触れることで、心に豊かな余韻が広がることでしょう。ぜひ、この夏のお供として、絶品桃を堪能してください。

桃のほかにも夏の旬の食べ物をたくさん紹介しています!
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うに→https://nobuo-everyday.com/2023/06/24/sakana-uni/
鮎→https://nobuo-everyday.com/2023/06/23/sakana-ayu/

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