こんにちわ、ノブおです。
福島県といえば、やはりご当地グルメが外せません。
福島県は、日本で最も面積が広い県の一つで、地域によって気候や風土が異なります。
そのため、福島県には様々なご当地グルメがあります。
これらのご当地グルメは、福島県の歴史や文化に根ざしたもので、特徴や魅力があります。
このブログでは、福島県のご当地グルメを徹底調査してみました!
どんなグルメがあるのか、詳しくご紹介していきます。
福島県のご当地グルメを知れば、旅がもっと楽しくなること間違いなしです!
では、さっそく福島県のご当地グルメを見ていきましょう!

☆ページコンテンツ☆
福島県の郷土料理
福島県には、さまざまな郷土料理があります。
今回はその中から4つの郷土料理をご紹介します。
それぞれの料理の特徴などを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
郷土料理5選
こづゆ
こづゆは、福島県会津地方の郷土料理です。海産物の乾物を素材とした汁物です。
会津藩8代藩主松平容敬が参勤交代の時に食べた「重」という料理がルーツと言われています。
江戸時代後期から明治初期にかけて会津藩の武家料理や庶民のごちそうとして広まり、現在でも正月や婚礼などハレの席で振る舞われる郷土料理です。
こづゆの作り方は、乾物のホタテの貝柱を水で戻し、出汁を取ります。
出汁を取ったあとも貝柱は取り出さず、そのまま調理します。
具材は7種類か9種類にすると、奇数で縁起が良いとされます。
会津塗の大平という椀に盛られ、手塩皿という朱塗りの小皿に取り分けて饗されます。
こづゆは専用の手塩皿と呼ばれる器に盛られて振る舞われます。
これは、「豪華な料理は用意できませんでしたが、これなら何杯でもおかわりして下さい」という意味を持っているからだそうです。このため、こづゆに限り、正式な祝いの席でお代わりを申し出ても無礼には当たらないそうです。

いかにんじん
いかにんじんは、福島県中通り北部の郷土料理です。スルメとニンジンを細切りにし、醤油、日本酒、みりんなどで味付けする料理です。
そして、各家庭で主に晩秋から冬にかけて作られ、おつまみやおかずとして親しまれています。
歴史は古く、一説には1807年に蝦夷地(現在の北海道)松前藩が梁川藩に国替えになった際に、家臣がいかにんじんを知り、1821年に再度蝦夷地に国替えになったときに持ち帰って特産の昆布などを加え松前漬けを作ったといわれています。
しかし、シンプルな家庭料理であるため、もてなしの料理としては見られなかったそうです。
福島市出身のタレント佐藤B作がテレビで紹介したことをきっかけに注目が集まったそうです。
そして、地元ではいかにんじんに注目し、地域の名物としてPRを始めました。
B作の出身地である福島市内の飯坂温泉でも、各旅館が冬の食膳の一品として客に提供しています。

鯉料理
鯉料理は、福島県の郷土料理の代表格です。
江戸時代に会津藩が養殖を奨励したことから、会津地方を中心に広まりました。
鯉は、アミノ酸やタウリン、コラーゲンなどの栄養素が豊富で、美容や健康に良いとされています。
鯉料理には、様々な種類がありますが、ここでは代表的なものを紹介します。
鯉の甘煮
鯉の甘煮は、会津藩家老の田中玄宰が考案したと言われる料理です。三枚におろし、砂糖や醤油で甘辛く煮込みます。臭みを消すために、生姜や柚子の皮などを加えることもあります。鯉の甘煮は、会津藩ではハレの日のごちそうとして供されていました。現在でも正月や祝い事などに食べられる伝統的な料理です。
鯉のあらい
鯉のあらいは、郡山市で親しまれている料理です。新鮮な鯉を薄造りにし、からし酢味噌につけて食べます。郡山市では、江戸時代から水源確保のために溜め池が作られ、明治時代に安積疏水が完成したことで、鯉の養殖が盛んになりました。郡山市で養殖されている鯉は、猪苗代湖の豊富なミネラルで育ち、臭みが少なくみずみずしいのが特徴です。
鯉の唐揚げ
鯉の唐揚げは、福島県内で広く食べられている料理です。一口大に切り、片栗粉や小麦粉などで衣をつけて揚げます。揚げたてをそのまま食べるか、ポン酢やタルタルソースなどで味付けします。骨まで柔らかく食べられるため、小さな子供やお年寄りにも人気です。
鯉汁
鯉汁は、福島県内で冬場によく食べられる料理です。鯉を一匹丸ごと使って出汁を取ります。出汁には昆布や干し椎茸なども加えます。具材としては、大根や人参、こんにゃくなどの野菜や豆腐などが入ります。味付けは塩味か味噌味かで分かれますが、どちらも温まります。
さんまのポーポー焼き
さんまのポーポー焼きは、福島県浜通り地方の郷土料理です。
秋刀魚を開いて塩を振り、炭火で両面を焼く料理です。
そして、ポーポーとは、福島県の方言で「ひっくり返す」という意味です。
また、旬である秋に食べられる料理で、浜通り地方では秋の味覚として親しまれています。
福島県のB級グルメ
福島県のB級グルメを9つご紹介します。
地元の人々に愛されているB級グルメ、それでは、早速見ていきましょう。
B級グルメ9選
円盤餃子
円盤餃子は、福島市の名物料理です。
餃子の皮で具材を包んだものを円盤状に並べて焼き、甘辛いタレをかけたものです。
そして、具材は、豚肉やキャベツ、ニラなどが一般的ですが、店によってはチーズやカレーなどのアレンジもあります。
また、一人前が10個以上あることが多く、ボリューム満点です。
そして、餃子の皮がカリカリで中はジューシーで、タレとの相性も抜群です。

なみえ焼きそば
なみえ焼きそばは、福島県浪江町のご当地グルメです。
太めの中華麺をソースで炒めたものに、卵でとじたオムレツを乗せたものです。
そして、オムレツにはチーズやマヨネーズが入っていることもあります。
また、なみえ焼きそばは、B-1グランプリで一躍有名になりました。
そして、ソースと卵とチーズのコクが絶妙で、食べ応えがあります。

喜多方ラーメン
喜多方ラーメンは、福島県喜多方市の代表的なラーメンです。
縮れた細麺と濃厚な豚骨醤油スープが特徴です。
そして、チャーシューやメンマ、ネギなどがトッピングされます。
また、喜多方ラーメンは、昭和初期から発展してきた歴史あるラーメンです。
そして、スープはコクとあっさりさのバランスが良く、麺はコシが強くてツルッとした食感です。

あだたらカレー
あだたらカレーは、福島県安達太良山周辺で提供されるカレー料理です。
安達太良山系をイメージしたご飯にカレールーをかけたものです。
そして、あだたらカレーは、安達太良山系の温泉地である岳温泉を中心に広まったB級グルメです。
地元の食材を使っていることが多いです。また、ルーはコクがあって辛さ控えめで、ご飯とよく合います。
クリームボックス
クリームボックスは、福島県郡山市の名物菓子です。
厚みのある食パンの上にミルク風味の白いクリームが乗っているシンプルな菓子パンです。
1976年に「ロミオ」というパン屋さんで販売されたのが最初とされています。
そして、その味は40年以上変わらずに郡山市民に愛されています。
https://www.fukushimatrip.com/5977
おすすめクリームボックスのお店がいくつか掲載されています。是非参考にしてください!
会津カレー焼きそば
会津カレー焼きそばは、福島県会津若松市のご当地グルメです。
焼きそばにカレーのルーをかけた料理で、安さとボリュームが受けて広まりました。
そして、2010年に同市の18の飲食店が「会津カレー焼きそばの会」を設立して全国に発信しようとしています。
また、カレーは濃いめに味付けされます。そして、カツやチーズなどをトッピングすることもあります。
ソースカツ丼
ソースカツ丼は、福島県のご当地グルメで、卵でとじないカツ丼です。
ご飯の上にキャベツを敷き、とんかつを乗せてウスターソースをかけたものです。
そして、福井県や福島県会津市、長野県駒ヶ根市などが発祥の地とされています。
また、サクっとジューシーなカツとソースのコクが絶妙で、食べ応えがあります。

国見バーガー
国見バーガーは、福島県国見町のご当地グルメです。
これは、鯖の味噌煮をバンズ(パン)に挟んだものです。
そして、東日本大震災のあとに国見町で生まれました。
国見バーガーは、商工会の青年たちが「町のグルメを作ろう」という動きから始まりました。
鯖の味噌煮は地元佐久間商店のもので、バンズは佐久間パン店のものです。
また、鯖の味噌煮バーガーは意外に合うと評判で、チーズやカレーなどのアレンジもあります。
ままどおる
ままどおるは、福島県三万石(さんまんごく)という菓子メーカーが作る代表的な菓子です。
バターを使った生地でミルク味のあんを包み込んだ焼き菓子です。
また、ままどおるはスペイン語で「お乳を飲む人」という意味があります。
そして、ままどおるはずっと変わらないやさしい味わいで、三万石の代表銘菓としておなじみです。
チョコや抹茶などのバリエーションもあります。
http://www.sanmangoku.co.jp/Goods/mamadoru.html
まとめ
福島県の郷土料理とB級グルメについてお届けしました。
福島県は、日本で最も面積が広い県の一つで、地域によって気候や風土が異なります。
そのため、福島県には様々な食文化があります。
また、福島県の食べ物は、歴史や文化に根ざしたもので、特徴や魅力があります。
そして、このブログを読んで、福島県の食べ物に興味を持っていただけたら嬉しいです。
福島県に行ったら、ぜひご当地グルメを探してみてください。
また、このブログが、あなたの旅行の参考になれば幸いです。
このブログでは他県のご当地グルメも紹介しています!
宮城県→https://nobuo-everyday.com/2023/08/09/miyagi-gotouchi/
山形県→https://nobuo-everyday.com/2023/08/08/yamagata-gotouchi/
それでは、また次回お会いしましょう。
