こんにちわ、ノブおです。
今回は栃木県の郷土料理、ご当地グルメをご紹介します。
豊かな自然が育んだこの土地ならではの美味しさがたっぷりです。
さっそく、栃木の食の世界に飛び込んでみましょう!

☆ページコンテンツ☆
栃木県の郷土料理
栃木県は、日光や鬼怒川温泉などの観光地や、いちごなどの特産品が有名です。
でも、それだけじゃありません。郷土料理にも魅力がたくさんあります。
今回は、栃木県の代表的な郷土料理を6つご紹介します。
栃木の郷土料理6選
しもつかれ
しもつかれは、2月最初の午の日に行われる初午の行事食です。
わらで作った「わらづと」という入れ物に赤飯と一緒に稲荷神社に供えます。
そして、塩鮭の頭の残り、節分の福豆の残り、鬼おろしでおろした根菜を酒粕で煮込んだ料理です。
塩鮭の頭は栄養豊富で、福豆は邪気を払うとされるため、健康と幸運を願って食べられます。
また、酒粕は甘みとコクがあり、寒い季節に体を温めます。

耳うどん
佐野市葛生地区や宇都宮市城山地区に伝わる料理です。
耳うどんは少し変わった形状です。
練った小麦粉で作った形が耳の形に似ていることから「耳うどん」と呼ばれます。
佐野市では、この耳の形をしたうどんを手に持ち耳に当て「いい耳聞け」とその1年よいことがあるようにと祈る風習があります。
宇都宮市では、星野宮神社の氏子の間で正月の祭礼の際のご馳走として耳うどんを食べたものです。

干瓢料理
干瓢は、ユウガオの果実を紐状に剥いて乾燥させた乾物です。
水で戻して煮て、巻き寿司の具材や煮物や和え物などとして使われます。
精進料理にも欠かせない伝統食材です。
栃木県では干瓢生産が全国の99%以上を占めており、特に県南地域で栽培が盛んに行われています。
干瓢料理は数多くあり、県民に親しまれている料理です。
ゆば料理
ゆばは、大豆の加工食品の一つです。
豆乳を加熱した時の表面にできる薄皮でよく吸い物の具として使われたり、刺身と同様にそのまま醤油などをつけて食されます。
また、精進料理にも欠かせない伝統食材です。
に日光市や鬼怒川温泉周辺ではゆばを使った料理が多く提供されています。
また、ゆば料理は様々あります。
ゆばのお刺身、ゆばの田楽、高野豆腐の湯葉巻きなどが盛りだくさんです。

ぼた餅
ぼた餅は、もち米とうるち米が使われています。
春のお彼岸にご先祖様へのお供え物として使われています。
「小豆」は“赤色”の見た目から邪気を払う魔よけとして古来から重宝されていたようです。
また、「お米」と「あんこ」を合わせて作るぼたもちはご先祖様と“心を合わせる”という意味があります。
古くから「ぼたもち」は春のお彼岸には欠かせないお供え物として位置づけられてきました。
「牡丹餅」が名前の由来で、春に咲く「牡丹」の花が小豆に似ていることから「ぼたもち」と呼ばれます。
ゆず巻き
ゆず巻きとは、大根でゆずの皮を巻いて甘酢に漬けた郷土料理です。
秋の祭りや正月には欠かせない一品です。
宇都宮市北部を中心に栽培される寒冷ゆずは、香りが強く肉厚です。
ゆず巻きは、大根を薄く切って塩もみし、ゆずの皮を細く切って巻きます。
甘酢に漬け込んで冷やし、切り分けて盛り付けます。
ゆずの爽やかな香りと甘酢の酸味が大根のシャキシャキ感とよく合います。
ゆず巻きは、おせち料理やお弁当のおかずにもおすすめです。
栃木県のご当地グルメ
栃木県は、ユニークなグルメが多く存在する県です。
この章では、栃木県の代表的なご当地グルメを6つ紹介します。
栃木のご当地グルメ6選
宇都宮餃子
宇都宮餃子は、栃木県の県庁所在地である宇都宮市で食べられている餃子の総称です。宇都宮市は日本一の餃子消費量を誇り、市内には200店以上の餃子店があります。具材に豚肉とニラを多く使い、皮は薄くてもちもちとした食感に仕上げることです。また、焼き餃子だけでなく、水餃子や揚げ餃子などのバリエーションも豊富です。宇都宮餃子は、店によっては自家製のタレやスープで食べることもできます。宇都宮市では毎年11月に「宇都宮餃子祭り」が開催され、多くの人々が餃子を楽しみます。

レモン牛乳
栃木県産の生乳に砂糖やレモン香料などを加えたレモン色の乳飲料です。レモン果汁を加えると酸で牛乳が固まってしまうため、実際には果汁は入っていません。戦後まもなく関東牛乳という製乳メーカーが「関東レモン牛乳」として発売したのが始まりで、当時は学校給食やイベントなどで販売されていました。廃業した後は、栃木乳業が製造法を受け継ぎ、「関東・栃木レモン」として復活しました。ミルクのまろやかさに加えてほんのりと甘酸っぱい香りとともに広がる甘さがあります。
栃木県の焼きそば
栃木県では、様々な種類の焼きそばが食べられています。代表的なものに以下の3つがあります。
- 宇都宮焼きそば:宇都宮焼きそばはもっちりとした太麺と、自分で後がけするソースが特徴です。麺を炒める前にしょうゆベースの出汁で蒸し焼きをします。
- じゃがいも入り焼きそば:じゃがいも入りやきそばは栃木県栃木市のご当地焼きそば。一口大に切ったゆでたジャガイモか、いもフライを焼きそばと一緒に炒めたものである。栃木県足利市や群馬県桐生市など両毛地域では、同様の焼きそばがポテト入りやきそばとして普及している。ただし、栃木市のじゃがいも入り焼きそばとは起源が異なるとされる。
- スープ入り焼きそば:スープ入り焼きそばは、栃木県那須塩原市の塩原温泉郷で提供されているご当地焼きそば。ウスター系のソースで炒めた焼きそばの麺に、キャベツなどの野菜を煮込み鶏がらや醤油などで味付けしたスープをかけた麺料理。見た目はラーメンに類似するが、内容は焼きそばであり、その味付けは焼きそばの風味がするものとなっている。
いもフライ
栃木県の「いもフライ」は、蒸したジャガイモを串に刺して揚げた後に、特製ソースをかけたご当地グルメです。特製ソースは地元のソース会社のソースを使い、さらに店舗ごとにブレンドしたものを使います。蒸したじゃがいもの甘さと、すっきりとしたソースの相性が抜群です。佐野市の名物のようです。
かぶと揚げ
『かぶと揚げ』とは鶏の半身揚げで、胸肉、ささみ、手羽先、やげん軟骨などの部位を頂ける。
餃子にならぶ宇都宮人のソウルフード。1963年創業の『みよしや』が元祖なんだそうです。
佐野ラーメン
佐野ラーメンは、栃木県の佐野市で食べられているラーメンの総称です。竹を使って麺をうつ、青竹打ちの平麺が特徴。
これは青竹に脚をかけ、竹の下に麺の材料となる練った小麦粉の塊を置き、体重をかけて延ばしていく製法である。
麺はコシが強く、太さは中太から細麺、平打ちなど、店によって異なる。
コクのある醤油味が特徴とされるが、店によってさまざま存在するようです。

まとめ
これで、栃木県の郷土料理とご当地グルメを12種類紹介しました。いかがでしたでしょうか。
素材の味や風土を大切にした料理が多く、昔ながらの伝統や文化が息づいています。
また、新しい工夫やアイデアも取り入れて、オリジナリティあふれるグルメも楽しめます。
栃木県は、食の宝庫と言えるでしょう。栃木県に行ったら、ぜひこれらの料理を堪能してください。
このブログでは他の県のご当地グルメも紹介しています!
群馬県→https://nobuo-everyday.com/2023/08/23/gunma-gotouchi/
山梨県→https://nobuo-everyday.com/2023/08/23/yamanashi-gotouchi/
